ゆいちなを10m先で見守りたい

アイドルマスターシンデラガールズ ゆいちなメインのSS

ゆいちなの日常5

千夏「唯ちゃん、お醤油取ってくれるかしら?」
唯「はーい、どうぞ!」
千夏「ありがとう。・・・さすがに2人で立つには少し狭いわね、このキッチン。」
唯「え~そうかな~。ゆい的には~、ちなったんと距離が近くてー、楽しいよ?」
千夏「まぁ、急いでるわけでもないしね、ゆっくり作りましょうか。・・・って、唯ちゃん、これお醤油じゃなくてめんつゆじゃないの。」
唯「あっれーそうだった?メンゴメンゴ!でもさー、お醤油もめんつゆもどっちもしょっぱいんだし、大丈夫じゃない?」
千夏「あなたね・・・。でも入れちゃってから気付いた私も悪いし・・・このままでもいいとしましょうか。」
唯「ゆいん家だとー、納豆とか卵焼きにもめんつゆつかったりするよ?」
千夏「塩分過多になりそうだわ。」
唯「それは大丈夫!大槻家は常に薄めためんつゆを空になったペットボトルに作って冷蔵庫に入れてあるの!えらいっしょ?『薄めためんつゆ!』ってマジックで書いてるから、絶対に間違えないし!」
千夏「そういう話で言ったらあれね、相川家では生卵を冷凍庫に入れて保存してたわ。」
唯「えええ何それ!卵凍らせちゃうの?割れちゃったりしない?」
千夏「少なくとも私は割れてるの見たこと無いわね、唯ちゃんも見てみる?冷凍庫に入ってるわよ。」
唯「どれどれ…。マジ!ほんただー!冷凍卵が仲良く並んでるよ~。でもなんで冷凍庫?冷蔵庫じゃだめなん?」
千夏「冷凍庫に入れておいたほうが保存期間が長くなるらしいわ。母に教わったの。」
唯「へぇぇちなったん物知り~。あ、ちなったん、お鍋吹き零れそう。」
千夏「おっと、危ない危ない・・・。」
唯「そういえばこないだねー学校で調理実習やったの!家庭科で!それでね、先生に『大槻さん包丁の扱いが丁寧で大変よろしいですわ』って褒められちった!!」
千夏「あら、やるじゃない。私も色々教えたものね・・・。最初の頃は危なっかしくて見てられなかったけど。」
唯「いや~家で包丁とか使わないしさー、でもちなったんとこうしてキッチンに立ちたくて、ゆい頑張ったんだよ?」
千夏「ふふ、ありがとう。偉いわ、唯ちゃん。」
唯「もっと褒めて褒めて~ゆいは褒められると伸びる子だから~!」
千夏「褒めなかったら、どうなるの?」
唯「え~、縮んじゃう~!なんちって!」
千夏「縮んじゃった唯ちゃんもさぞ可愛いでしょうね、見てみたいわ。」
唯「ちなったんにはありのまま等身大のゆいを見て欲しいですっ!!」
千夏「何かのキャッチコピーみたいね。」
唯「あー、『大槻唯、ありのまま等身大の魅力!』みたいな写真集とか!?」
千夏「いいわね、3冊は買うわ。」
唯「3冊も買ってどうすんの!?」
千夏「観賞用、保存用、布教用で3冊ね。」
唯「ウケル!てゆーかちなったんには写真じゃなくてもー、いつでもゆいのことが見れるじゃん!」
千夏「写真は写真で綺麗でいいのよ、芸術作品だもの。鎌倉ロケの写真、とっても綺麗だったわよ?」
唯「ほんと?!ありがとう~ちなったん!じゃあじゃあ、今度2人でスタジオ借りてさー、2人だけで撮影会しようよ!ゆいもちなったんの美人さんなお写真撮りたいよー。」
千夏「おもしろいわね、当然、仕事抜きでよね?」
唯「あったり前ジャン☆プライベートだからぁ、あーんな写真やこーんな写真も、ありだよー?ねぇねぇ?」
千夏「おじさんっぽいわね・・・。さぁ、お鍋、出来たわよ。唯ちゃん、食器出しておいてちょうだい。」
唯「はーい!」


おしまい