ゆいちなを10m先で見守りたい

アイドルマスターシンデラガールズ ゆいちなメインのSS

ゆいちなの日常3

 

唯「あ、ちなったんおはおは~☆」
千夏「唯ちゃんおはよう、珍しく待ち合わせ時間より早く来たのね。」
唯「今日はすっごい早起きしたの!もうおじいちゃんってくらい!」
千夏「そこはおばあちゃんなんじゃない?」
唯「んー確かに!いやー昨日のダンスレッスンが超厳しくてさー、トレーナーさんにめっちゃしごかれてー。2時間くらい居残り練習させられちゃってさー、もう足も腕も動かせないくらい疲れちって帰ったシャワー浴びて即寝しちゃった!」
千夏「あら、早寝早起きでいいじゃない、健康的ね。」
唯「そうかもだけどー。帰ったら家でしかできないこととかあるじゃん?ちょーっとだけ損した気分。」
千夏「でもおかげで今日遅れずに来れたじゃない。」
唯「まぁそうだけどさー。もうちょーっと早く起きてれば色々できたんだけどもー。」
千夏「唯ちゃん、最近は1人でいるときって何してるの?」
唯「うぇ?まぁ好きなテレビ見たりー、雑誌読んだりー、あとゲームしたりー、深夜だとアレをナニしたり・・・。」
千夏「志希ちゃんのマネはやめなさいって。」
唯「ばれちった☆ちなったんもあのラジオ聞いてたんだー、超おもしろかったよねー!」
千夏「そりゃあ、同じ事務所の番組だもの。ラジオ以外もちゃんとチェックしてるわよ。にしても、あの2人だけでをラジオに出演させるとは思わなかったわ。」
唯「ねー!もうフレちゃんと志希ちゃん組ませると放送事故もいいとこだよー!でも2人とも楽しそうだったよねー!ゆいもちなったんと2人でラジオ番組でたいよー。」
千夏「2人でパーソナリティを務めてゲストを呼ぶようなラジオ?」
唯「それでもいいけどー、ゆい的には2人っきりがいいな!!夫婦初めての共同作業ー!!」
千夏「ラジオで聞かせられない発言がどんどん飛び出しそうだわ…こっちも放送事故必死ね。」
唯「夫婦初めての共同作業には突っ込んでくれないの?」
千夏「今更ね。」
唯「今更だね!あ、ちなったん、そろそろ電車降りなきゃじゃん?」
千夏「そうね、次の駅で降りるわよ。」
唯「はいほーい。」


千夏「そういえば唯ちゃんは事務所の他の子の出てる番組や雑誌なんかは見てるの?」
唯「ほんはのははひはえはん!はっひあはひほいいあいえはんほはっへうひ!」
千夏「食べながら喋るのやめなさいよ・・・。まぁそうようね、私もCDとか買うし…。」
唯「むぐむぐごっん。ちなったんが普通のアイドルの曲聞いてるとか、ちょっと想像できないよね!ゆいもちゃんとCD買ってるよ!事務所のみんなの専用のラック作ってあるんだ!」
千夏「私ってそんなにJ-POP聞いてるように見えないのかしら…。」
唯「いやーだって普段のちなったん、JAZZとかクラシックとか聞いてそうじゃん?もしくは洋楽?あーゆいは洋楽のことはよくわかんないけど、イメージ的にはね?」
千夏「洋楽もJAZZも聞くけど・・・アイドルの前に1人の日本人なのよ?J-POPくらい聞くわよ。」
唯「そりゃそうだけどもさ!ほら、ちなったんって、クールビューティって感じじゃん?もっとこう…何ていうんだっけ、ほら、俗っぽいのが似合わなそうっていうかさー?」
千夏「このあいだ光ちゃんにも同じようなことを言われたわ。」
唯「光ちゃんに?光ちゃんはJ-POPっていうよりヒーローものとか戦隊ものの主題歌って感じだよねー。」
千夏「光ちゃんに、まさにその戦隊ものの曲を勧められたのよ。その時何て言ったと思う?『千夏さんは日本の歌とかこういった子供っぽい曲はあまり聴かないかもしれないけど!これはいい曲だし歌詞も気持ちが篭ってて、とにかく素晴らしい歌なんだ!』って。私のイメージってやっぱり洋楽とかになっちゃうのかしらね。」
唯「マジウケル!!ちなったん、日本人として見られてない説!いっつもフランス語の本ばっか読んでるからねー。」
千夏「日本の純文学も、読んでるわよ…。そういえば、先週貸した本、読んだ?」
唯「そうそう!それ!借りてた本を寝る前に必ず10ページ読むって決めてたんだけどさぁ、昨日は寝ちゃってさー。朝早く起きて読もうと思ったのに結局そんなに余裕無くて読めなかったんだー、マジ悔しい!」
千夏「あら…ふふ、ありがとう唯ちゃん、ゆっくりでいいから、ね。読み終えたら感想聞かせてちょうだいね。」
唯「うん、ゆい、読書感想文とか書くのチョー苦手だったけど、ちなったんから借りた本だから頑張って感想文書くね!」
千夏「文章にしなくてもいいわよ別に。本のことでゆいちゃんとお話が楽しめるだけで、私は嬉しいから。」
唯「ちなった~ん…んふふ、確かに、ちなったんと楽しい話、い~っぱいしたけど、これからももっとい~~っぱいしたいもんね!」あ、じゃあ今度はゆいの好きなものに興味もってもらおうかな~♪」
千夏「あら、何をお勧めしてくれるのかしら。」
唯「アゲアゲの~キメキメのメイク!ゆいといっしょにギャルメイクして~クラブとかに遊びに行くの!ちなったんともたまにはそういうことしたいなーって!…ダメ?」
千夏「考えておくわ…まぁ外にでるかはともかくとして、家でメイクするくらいなら。」
唯「お、まじで~?じゃあ次のお泊りの時に、ゆいがちなったんをバッチリメイクしてあげるね!めっちゃ勉強できるギャルとかチョークール!パない!!」
千夏「前に高校生の格好させられたこともあるし、それに比べれば…ね。」
唯「あー文化祭の!あの時の恥ずかしがってるちなったん、めっちゃ可愛かった!あ!じゃあじゃあ!ゆいの制服貸してあげるから、2人でギャルJKのカッコしよう!イェーイ!!」
千夏「私大学生なんだけど…。」

 

 おしまい

1週間後、大槻唯のブログにて『ギャルJK2人☆』という写真が貼られたそうな。