ゆいちなを10m先で見守りたい

アイドルマスターシンデラガールズ ゆいちなメインのSS

ゆいちなの日常9

12/24

唯「ちなったん、Pちゃんとのデート、どうだった?楽しかった?」
千夏「ただの打ち合わせをデートというなら、そうなのかしらね。まぁ、そうね、楽しかったわ。」
唯「むー、唯もちなったんとデートしたかったー!」
千夏「しょうがないじゃない、私は打ち合わせだったし唯ちゃんはグラビアのお仕事があったわけだし。」
唯「そうだけどさー、お出かけしたいお年頃なんだよーゆいは。」
千夏「今年のクリスマスは仕方ないわ、明日は明日でお互い別現場でのライブがあるんだし。
だから今日も夜更かしはしないで早く寝るわよ。」
唯「ちなったん真面目かよー!」
千夏「とはいえ、私もせっかく唯ちゃんが泊まりに来るのを楽しみにしてたのよ。今日は時間が許す限り、、、ね?」
唯「うんうん!ゆいも楽しみにしてたんだよー!あ、はいこれ!ゆいからのプレゼント!」
千夏「ありがとう、じゃあ私からも、はい、Merry Xmas」
唯「ありがとー☆じゃあ一緒に開けようよ!はい、せーの!」
千夏「・・・あら、ケープ、ね。」
唯「イヤリング?めっちゃ可愛いじゃ~ん!」
千夏「前に、私の撮影に使ったイヤリングを褒めてくれたことがあったの、覚えてるかしら。そのイヤリングの色違いよ。気に入ってくれると嬉しいわ。」
唯「覚えてるよ!うわーめっちゃテンション上がる~!じゃあじゃあ、今度お外出かけるときはお揃いのイヤリングしてこうね!」
千夏「ええ、もちろんいいわよ。」
唯「やったぜー!あ、ゆいからのプレゼントは見ての通り、ケープです!ちなったんお洒落さんだからこういうのも似合うかなーって思って!どお?」
千夏「ふふ、ありがとう、嬉しいわ。ん?これ、Burberry?・・・唯ちゃん、これ、相当高かったんじゃない?」
唯「気にしない気にしない!ゆい、これでも売れっ子アイドルですからー!」
千夏「・・・なんだか使うのがもったいなくなるわね。」
唯「そんなー!いいんだよー気にしなくてもー!いっぱい使ってあげて!!」
千夏「もう、わかったわよ。ありがとうね、大事に使うわ。」
唯「そうしてくれるとゆいも嬉しいよ!えへへ、お洒落なちなったんがもっとお洒落になっちゃうな~!」
千夏「もう、褒め過ぎよ、なんだか恥ずかしくなるわ。」
唯「あーでもでも、お洒落になり過ぎて他の人に惚れられたりしたらだめだからね!」
千夏「それ、あなたが言うセリフなの?ふふ、私だってね、いつ唯ちゃんが誰かに持っていかれないかって、不安になるときもあるのよ?唯ちゃん、こんなに可愛い子なんだもの。」
唯「えーそれはないない!だってゆいはちなったん一筋ですから!」
千夏「でも男の人からいつ惚れられてもおかしくはないわよ?」
唯「えー!それはー、うーん、嬉しいんだけど、困っちゃうよ。だってほら、ゆいたちアイドルは恋愛禁止だから!いやー、アイドルって感じだね!」
千夏「私たちの関係はいいのかしらね、前からの疑問だったのだけど。ほんと、よくわからない事務所だわ。」
唯「ゆいたちの場合、ちなったんとゆいのファンが喜ぶから、いいんだって。こういうの、百合営業っていいうんでしょ?」
千夏「ほんと、寛大なファンが多くて助かるわ・・・。」
唯「まぁゆいは営業とか仕事とか関係無くちなったんと一番の仲良しでいるからね~。ちなったんの『正妻』ってやつ?いひひ!」
千夏「・・・比奈ちゃんか百合子ちゃん、かしら。やれやれだわ。」
唯「??まぁそんなことよりちなったん!!」
千夏「なに?」
唯「ゆいね。来年も再来年も、その次も、ずっとずーっと、ちなったんと一緒にクリスマス過ごしたいなって、思ってるよ。」
千夏「・・・私もよ、唯ちゃん、来年も再来年も、その次も、ずっとずーっと、ヨロシクね。」
唯「うひゃーなんかプロポーズっぽくなっちゃったじゃん!恥ずかしいー!」
千夏「ふふ、今更ね。さぁそろそろ食事にしましょう?せっかく温めたチキンが冷めちゃうわ。」
唯「それはダメなやつ!食べよ食べよ!ケーキも買ってきたしね~!」
千夏「明日の衣装が着れなくならないように気をつけましょうね。」
唯「うえぇ、そうだった、そこそこにしなきゃ・・・。明日はお腹出す衣装だし、あまり食べれないなー、悲しいなー。」
千夏「ふふ、売れっ子アイドルは大変ね。私の衣装は露出が少ないから、気にせず食べることができるわ。」
唯「ずる!!」
千夏「ずるくないわよ、それにこれでも体型には気をつけてるのよ?」
唯「ちなったん、モデル体型だよねー、すっごい細いけど出るとこ出てるって感じ!ひゅう~セクシー!」
千夏「ちょっとおじさんっぽいわよ発言が。」
唯「えーそうかなー。それよりちなったん、今日も一緒にお風呂入ろうね!」
千夏「はいはい、わかってるわよ。」
唯「それからそれから、今日も一緒に寝ようね!」
千夏「はいはい。」
唯「それからー、いっぱいゆいのこと、好きって言ってね?」
千夏「ええ、唯ちゃん、好きよ。この世で一番、ね。」
唯「うん、うん。ゆいもね、ちなったんが一番、好きだよ。ほんとだよ。」
千夏「ええ、わかってるわ。」
唯「うん、うん。」
千夏「さぁ、限りある時間を有効に、最大限に、楽しみましょう・・・。」

 

 

12/25へ続く。